ちーくん

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのちーくんのレビュー・感想・評価

3.3
マーティン・スコセッシ監督作品。これ全然だったって思ったの自分だけかなぁ。スコセッシは自分の中で5本の指には確実に入るくらい好きな監督で、現に「タクシードライバー」はオールタイムベストで、他にも「キング・オブ・コメディ」、「グッド・フェローズ」、「カジノ」、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、「アイリッシュマン」など挙げたらキリがないほど全部好きで、苦手な作品など1つも無いんですがこれは初めてスコセッシの中で苦手の部類に入る作品でした。監督含めキャストも自分の好きな人ばかりで評価も高いのであまり言いませんが、どうしたスコセッシ、いつものキレが全く無いではないかと思ってしまいました。それとも一回はこういう作品を撮りたかったのかな。歳だしなと思ってもアイリッシュマンはキレキレだったからなぁ。スコセッシはまだまだやれることは間違いないし、死ぬまで撮ってほしい監督の一人なので、イーストウッドみたく何歳になろうが元気でいてほしいし、最低でもあと1本はギャングものを撮ってほしいなと思う。もう今ギャングもの撮れるのっていったらスコセッシくらいしかいないから寂しい気持ちでいっぱい。本作は自分にとってはハマらなかったというだけなので、これからもどんどん作品を積み重ねて世間がどうなろうが死ぬまで我を通して元気に撮ってほしいなと思います。スコセッシはいつまでも応援している。デニーロも同じくね笑。間違いなくこの二人は自分の中の映画界のスーパースターで映画熱を上げてくれた二人だから感謝しかないし、とにかくいつまでも元気でいてほしいという気持ちでいっぱいです。とりあえず最新作を観せてくれてありがとうスコセッシ。
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