このレビューはネタバレを含みます
ずーっと食い入るように観てしまった。
デニーロ怖すぎる。アーネストの性格はもちろんあるだろうけど、その時代ならではの親族の関係性や、戦争帰還兵の職の事情、色々な要因もあるだろうけど、妻を心底愛しながら、ゆっくり殺しにかかるのが凄まじい。(観てる時はアーネストはインスリンに加えて「落ち着かせる薬」をそのまま信じて投与して、自分が錯乱してる時は自分を落ち着かせるため飲んだのかなと思ったけど、最後の最後でやっぱり効能わかってたんかとなった)
でも3時間半はちょっと長い。しんどいというのではなく、最後の方に、これはこのままずっと観てたいというのと、その為に、この世界から出られなくなりそうかもという感覚にちょっと入ってしまった。最後の劇中劇的な演出で、ちょっと目が覚めた気がした。
ディカプリオの演技が凄すぎるのと、演技力で必要以上に口元がへの字になってるのかなと思ったら、つけ歯だったんですね。
実話ということで、より一層怖かった。ありがとうございました。