ガク

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのガクのレビュー・感想・評価

3.7
スコセッシは古いフィルムを修復したり、幼少期に見聞きしたものを表現したり、そういった消えかけている過去に焦点を当てるような活動をしている風に思う。今作も過去の先住民の連続殺人事件に焦点を当てている。そして、前作の『アイリッシュマン』が彼の本質的な引退作品で、今作は道楽の様に思う。なのでどことなくストーリーの求心的な部分が薄くなっており、伝説の監督だけあって観れるんだけど映画全体としては凄く長く感じた。1番アイコニックだったのは冒頭の石油が湧き出すシーン。後はディカプリオのバッドボーイズのロゴみたいな顔。そんな映画だった。
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