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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのskのレビュー・感想・評価

4.3
邪悪さも愚かさも誠実さもあらゆる精神性は共存していて、僅かな摂動で誰でもある一面に染まり得るものだと思うと、アーネストの破滅はどうしても他人事には感じられなかった。

そして作品の性質上、この前観た福田村事件を連想せずにはいられなかった。(自分含め)人間の根本的な愚かさと、それ故に不条理に立ち向かう高潔さをどちらも再確認出来る良い作品。

あとやっぱり腐り顔やらせたらディカプリオの右に出る男はいないなと。あんなにへの字口で顔四角く出来るのはもはや伝統芸能の域なんよ笑
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