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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのアトリエのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

レオナルドディカプリオの最新作らしい、上演時間長いらしい、なんかいっぱいCM見かける、くらいのノリで劇場に
幕引きで流石に史実だよね、フィクションなら後味がわるすぎると思ったので鑑賞後に史実だと確認して納得 今から100年前の話か〜

『インディアンの命は犬より軽い』という台詞が印象的だった
本当にアッサリと次々に人が死んでいったので、むしろ悲劇的に見えず
モリーはとても美しく強く素敵な女性で、アーネストとの描写は逐一ロマンチックだったので純愛の作品なのかとすら錯覚
でもとてもひどい話であるのは間違いない

お金のために他人の命を奪うことを厭わないという倫理観の破綻と、先住民軽視(差別)が根幹にあると思うのだが、アーネストは圧倒的な叔父の存在とモリーへの愛で逡巡してしまう人間味があってどこか他人事と思えなかった
とてもひどいヤツなのだが

話のテンポは思ったより単調で、長尺を感じさせるところはあったものの、オクラホマの美しい風景と先住民族の文化の丁寧な描写が綺麗で立派な映像だった
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