このレビューはネタバレを含みます
「おじさんのこと怖いと思う？」の投げかけから、一族と自分の未来と社会構造全てを悟っているモリーの悲しさ苦しさを感じた。明らかにただのインスリンじゃないと気付きながらも、アーネストからの注射を受け続けたのは、彼がただ無知で同調圧力に弱いある種純粋そのものな存在であると分かっていたからなのだと思う。またそんな彼だからモリーは結婚したんだと思った。
エンディングでの嵐の音、なんも考えずぼーっと聞いてみた。最後ハエにたかられた私たちも、無意識に何かしているのか。
・最後のラジオ収録の音響の部分めちゃすき
・途中の部屋をぐるっと回るカメラワーク好きだった
・ロバートデニーロ渋いな、終始圧を感じた
・付き合う前の2人の、肌の色がこんなにも違う、という会話がすごく個人的にはひっかかった、それは口説き文句なの？
