シッチェス映画祭で鑑賞。
初ロブ・ゾンビ作品、イカれた殺人鬼家族のメキシコへの逃避行をグロたっぷりに描く。
見てて感じたのはロドリゲス&アレックスコックスの共作なんじゃねぇかと思わされるぐらいのパンク映画からの強い影響である。
メキシコに向かう逃亡者という点で既にロドリゲス風味、また作中の音楽や美術、露骨なスローモーションなんかはパンク映画の祖であるアレックスコックスの再現である。
あまりに不道徳で不健康で無茶苦茶なストーリで見る人を選ぶのは間違いないが、グロ描写とただ"かっこいい"を追求するために無駄を省いた作品で好きにならないわけがない!
他のロブ・ゾンビ作品も楽しみである。