劇中に登場する街並みがディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドのように映し出されるところが印象に残っている。
これは、聖職者として教育を受けていたフレッドの世界観を表しているのかなと感じた。
毎日誰かのために祈ること。水泳やピアノ。
聖人のように見える彼もこうでありたいといと望む姿を守るための努力なんだろうな。
父との関係に問題があるロイドも彼を取材する事でその関係に変化が。
そんな彼だけれど、撮影が終わりピアノを弾くシーンで大きな闇を抱えている事がわかる。
最後のそのシーンがあるからこそ、この映画には説得力がある。
そしてフレッドの言葉が人の心に響くんだろう。