トム・ハンクス主演。米国で1968年から2001年にわたって放送された長寿子ども向け番組の司会者フレッド・ロジャース。雑誌記者ロイド・ボーゲルが "エスクァイア"誌に掲載したロジャースの記事を映画化!
ロイド・ボーゲルは、姉の結婚式で長らく絶縁していた父ジェリーと再会。家庭を顧みず自分たち姉弟を捨てた父を、ロイドはいまだ許せずにいた。数日後、ロイドは仕事で子ども向け番組の司会者として人気のフレッド・ロジャースを取材することに。フレッドは、会って間もないロイドが抱える家族の問題や心のわだかまりを見抜き、ロイドもそんなフレッドの不思優議な人柄に惹かれる。やがて2人は公私ともに交流を深めていくが…。
フレッドのさりげない優しさが心に染みる作品!
長年子ども番組の司会をしてきたフレッドにとって、子どもと仲良くなるコツは、子どもが心を開くまで、温かく見守ること。ただ、それは大人も同じで、人と仲良くなるには、相手の話に耳を傾け、相手が心を開くまで、温かく見守ることである。
フレッドへの取材を重ねるうちに、フレッドに影響され、家族や父親への思いが変わっていくロイド。
そんな日溜まりのような温かさをまとったフレッド・ロジャースを、トム・ハンクスが好演している。
