mei

殺さない彼と死なない彼女のmeiのレビュー・感想・評価

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)
4.0
\ めんどくさい人間の方、集合〜!! /

ああああああああぁぁぁ〜!!
一言レビューしようと思ってたけど、予想外に好きな作品で愛が爆発しちゃったよ。誤字脱字、文章崩壊ごめんなさい。興奮のまま書きました。↓↓↓

殺したい彼と死にたい彼女
可愛いだけのきゃぴ子と振り回される地味子
好きじゃない八千代くんと大好きな君

素直じゃない人たちのちょっと面倒臭くてくすぐったいお話。そんな拗らせた人達を見て共感の嵐だったので、私はちょっと面倒臭い人間なのかもしれない…


コメディ寄りかと思ってみたら文学的な語り口の青春映画では終わらない群像劇。原作が四コマ漫画らしい。だからあんなに印象的な言葉やシーンがたくさん重なった作品が出来てるのね。元ネタ知らない人はネタバレなしで観るべき!

群像劇は苦手だけどこの作品の話の進め方は嫌じゃなかったし、むしろ好きだった。最後まとまった時にグッときて泣いた。

命は大切にするのに死にたい彼女
キラキラ可愛い桜井日奈子を見に行ったら地味で友達いなそうな喋り方するやばい女だった。日奈子ちゃんを見る目が良い意味で変わった。間宮祥太朗は期待通りでした。口の悪さも態度の悪さもちょっとした甘さも安定感抜群!

え、この映画2時間もあるの?ってげんなりしてごめんなさい。長く感じない2時間でした。

めんどくさい人達に共感できる人にはハマると思う。特にこの女の子側に共感できる人は絶対に好きだとおもう。

女心のわかる人、自分はめんどくさい人間だと思う人にはぜひ観て欲しい!












ここからはネタバレあり
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終盤の衝撃的展開にも感動的?シーンでも泣けず。まあ…いい映画だったな〜と思ってたところに最後の最後で話が全部繋がった結果、泣いた。

彼女が女子高生に声をかけた時に、彼が彼女を気にかけていた理由がわかった気がした。放っておけなかったんだろうな。彼も深く傷ついたことがあるから。

そんなの泣いちゃうよ。
そばで見ててねって泣いちゃうよ。
そんなのこれから桜見る度に思い出して泣いちゃうよ。


そしてさ、キャスティングが素敵じゃなかった?可愛い子たくさんで目の保養だったよ。あと最初はあまり顔はよく見えなかったけど絶対きゃぴ子の母は佐津川愛美だと思った!!あたり!!



もうさ!この作品には好きなシーンたくさんあるんだけどそれぞれ3組の中でひとつずつベストシーンと好きな理由をあげていく!

☆殺したい彼と死にたい彼女
彼女 「今日も死ねなかったか。」
彼「死ぬ気ないくせに。本気だせ。」
→ツンデレな彼のされげない優しさに泣ける。イカ焼きでいじめっ子を圧倒するところも好き。


☆ 可愛いだけのきゃぴ子と振り回される地味子
地味子「40秒で支度しな!」
→世界でいちばん可愛いドーラ
きゃぴ子は痛々しくて苦しいけど共感できる
何よりもこの2人が幼なじみなのが推せる


☆ 好きじゃない八千代くんと大好きな君
君「わたしのこと、好きなのね!」
八千代くん「なるほど、そういう作戦か。君って策士だよね。」

君「キス…いや、何もしないから目をつぶって?」

君「これ録音ってどうやるのかしら?」

君「好き」
八千代くん「知ってる」
→めっっっっちゃ好き。
このふたりめっっっっっちゃ好き。
ひとつなんで選べない。この距離感そわそわ。
クールで純粋な八千代くんが清楚系肉食女子に振り回されてるのがたまらない。きゅんきゅんですよ。肉食女子というか…前向き女子?下品さがなくてさらに良き。


今日はここまでにしとく。
私のトキメキはまだ終わらない。

夢で逢えますように。
mei

mei