ロキ氏

キングスマン:ファースト・エージェントのロキ氏のレビュー・感想・評価

4.3
お待ちしておりました、ほんとーに。笑

人気シリーズの第三弾であり、エピソード0。
奇しくも『呪術廻戦』と“エピソード0”繋がりで同時公開という。

第一次世界大戦が起きたその裏では戦争を操ろうとする“闇の組織”とそれを止めんとする“正義のスパイ組織”との闘いがあった!

…という史実を元に虚構を交えた浪漫設定。
実際の史実に関与していたというのは最近ので例えるとMCUの『エターナルズ』も似たような設定ですね。

ということで、今作ではお馴染みの【キングスマン】の店はまだ富裕層相手の普通の仕立屋さんでしかなく、組織として正確に成り立ってるわけではない。

そして純粋に前2作のようにキレッキレのスパイ映画というより、かなり戦争映画寄りの重めのスパイ映画!

というわけで“キングスマン”という紳士スパイ組織設立までのお話。最高でした!


吹き替えと字幕で2回鑑賞しましたが、吹き替えが良かったですね!非常に観やすかった!!(※タイトルを出す時にカタカナに変換するのはダサくてそのままにしてほしかった笑)


今までのキャストは一切出ないので、これから観ても全く問題ない。

しかし前2作を見てる人は、あのスパイ道具の起源を彷彿とさせるシーンもあるし“全てが平等である”という意味を込めて【円卓の騎士】に準えての馴染みのコードネームの《アーサー》《ランスロット》《マーリン》などもこの頃からちゃんとあるなど“キングスマン”らしさがちゃんと散りばめられてあるので、ファンも楽しめる要素はちゃんとある。

『キングスマン』の“オリジン”感が強く感じる作品。

普通にこの面子で、その後の活躍も描いてほしいと思えた!^_^
ロキ氏

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