ししまる

キングスマン:ファースト・エージェントのししまるのレビュー・感想・評価

3.0
2021年のアクション。マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズによるコミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」を原作とする映画シリーズの3作目。前2作の前日譚で、第一次世界大戦前夜が舞台。世界大戦を操ろうとする謎の組織に、英国貴族オックスフォード公(レイフ・ファインズ)とその息子コンラッド(ハリス・ディキンソン)が対抗する話。ラストで独立スパイ機関「キングスマン」が誕生する。
前2作とテイストが全く違う歴史スペクタクル風。アクションもよくできているが、歴史ものがやや苦手なのであまり楽しめなかった。
帝政ロシアの祈祷僧ラスプーチン、英陸軍のキッチナー、ダンサーで女スパイのマタ・ハリ、レーニン、ヒトラーら歴史上の人物が数多く登場。ストーリーはフィクションだが、ラスプーチン暗殺は英国情報部の関与説もあり、史実にヒントを得ている部分もありそう。歴史好きな人が見ればもっと楽しめるのかもしれない。
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