「キングスマン」のシリーズ3作目ですが、時代はかなり戻って第一次世界大戦の頃へ。
どうやってこのスパイ組織が誕生したのか、エピソード1的なストーリーを見せてくれます。
英国の名門貴族オーランド・オックスフォード公(レイフ・ファインズ)は元英国軍人。国内外の政治の問題や戦争での殺りくに嫌気が差し、軍隊を退役、その後は世界の戦地に赴く赤十字の活動をしていたのだが…という話。
前2作とはずいぶん毛色が違うなぁという印象。
おふざけのシーンはあるけれども戦争のシーン、息子のエピソードなどシリアスな場面も多い。
今までの「キングスマン」が好きで、それっぽさを味わいたい気持ちで見ていたのでけっこう戸惑いました。
力を抜いて、何も考えずに見られる系ではなかったなーと。
いや、今作だってこれはこれで普通におもしろいし、良かったんだけどね。
それにしてもレイフ・ファインズのアクションバリバリな姿が新鮮でした。
あんまり派手に動き回る印象が今まで無かったので。
肉体美にも驚き。