ショー狙いでもなく、
全然気取らない、
温かみや優しさが残る傑作でした。
そこまで泣かせにもこないのが、絶妙と言うべきでしょうか。
マンチェスターバイザシーの派生版といった雰囲気ですが、
あのお兄ちゃんが出てくるとコンサルタントとかも連想させますね。笑
プロレスラーに憧れるダウン症のザックがメインで語られるけど、
深い傷をおった2人のロードムービーでもあるし、
ダコタジョンソンは雰囲気の割にエレガントすぎないかな。と思ったんですが、
2人の友情に必死で溶け込もうとする心意気や包容力を感じたというか、それがまたこの作品を素晴らしいものにしている要素じゃないかなと感じました。
アメリカらしい良作で、良質なヒューマンドラマでした。