このレビューはネタバレを含みます
クリントがもうじいさんなのに、今できる最大限のソルトウォーターの格好してオープンカーギャンギャンにかっ飛ばしてくるシーンで泣いちゃった。「元ファン」じゃなくて今憧れを抱いてくれるザックという存在に、彼も救われたんだろうな。自分が過去の存在になるのは誰でも耐え切れることじゃないよね。
それぞれの孤独をザックが繋いで、心の隙間を真っ直ぐに認められるようになる。筏での旅でタイラーとザックが本当の兄弟のように、時にはザックが兄のようにタイラーの孤独を受け止めるのが良かった。
老人ホームのじいさんもメチャクチャ良かったね。
エンディングテーマがすごく良かった。
ああ神様 これ以上待てません
僕らは身も心もすり減らせてきた
長い夜が明けて分かってきたんだ
僕は皆が言うほど壊れていないと
きっとここが僕の家
ずっと逃げ続けてきたけど
君に会って 離れられなくなって
僕に家ができた
