あんまり予備知識なしで見に行ったのですが、あ、これ最近撮られた映画なんだな!?って冒頭出てきた「クラット」(使い魔的なものなんだな、と後からわかる)の一種SF的な動きで理解した。(なんとなく「マルケータ・ラザロヴァー」と同じ括りで、昔の映画なのかと思い込んでいた)
いつの時代を描いた話なのか曖昧なのだけど、貧しく、キリスト教以前の信仰が色濃く残り、悪魔との契約も呪いも現役な世界。
外国の貴族も教会の司祭も等しく「収奪者」扱いで、そこから盗むのは当然、という倫理観の中で、矢印が交わらない少女の恋と、青年の恋がそれぞれ暴走する悲劇。というのがあらすじ。
むしろ現代の技術で「マルケータ・ラザロヴァー」をやろうとした感じなのかしら。
https://filmarks.com/movies/58298?mark_id=177389643
こちらは現代の映画なので、あれを見て感じた胸糞悪さは感じなくてすむ。
ついオラフを連想してしまった雪だるまのクラットが素敵だった。どうしても使い魔というよりAIみを感じてしまったけど。