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死体が消えた夜のunkoのレビュー・感想・評価

死体が消えた夜(2018年製作の映画)
3.4
2012年のスペイン映画オリオル・パウロ「ロスト・ボディ」のリメイク。

大学の教え子ヘジン(ハン・チアン)と不倫していたジンハン(キム・サンギョン)。ヘジンの妊娠を機に、妻であるユン・ソリ(キム・ヒエ)と離婚しようと決意する。
しかし妻は大手製薬会社の会長を務めていて強大な権力を有しており、ヘジンに危害を加える可能性があることから、妻の殺人を企てる。
検視しても体内に証拠が残らない特殊な毒薬を飲ますことに成功する。
完全犯罪が成立したかに見えたが、妻の死体が遺体安置所から忽然と消え去ったのであった…。

リメイク元を観ていないので、原作との比較はわかりませんが、面白かったです。
特殊な毒薬は無理やり受け入れましたが、完全犯罪が成立するかどうかがメインではないため、そこまで気にすることなく。
物語の引っ張り方も個人的には好き(心霊っぽい感じが)。

色々都合がいい部分はありますが、最後の展開は全く予想していなかったので驚き。
ラストシーンは引き画。背景もいい感じで、美しく感じた。
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