まずね、よくこんなにも今が旬の多国籍なアクション俳優ばかりを揃えて撮り切ったなと。そこを讃えたいです。
しかも舞台がアメリカじゃなくて、タイってのが凄い。
セリフも英語、タイ語、中国語が飛び交ってるので脚本家も翻訳家も大変だったでしょうね。
こんなにも多国籍が舞台だとロケハンもAPも気が遠くなったことでしょう。
キャストは言わずもがなアメリカ代表スコット・アドキンス、タイのムエタイ王トニー・ジャー、インドネシアのシラットマスターのイコ・ウワイス、マトリックスでお馴染み中国カンフーのタイガーチェン、幻の実写版スポーンことマイケルジェイホワイト、一本の映画でよくこれだけ揃えましたよ。
あとね、生意気な女性でなんか見た事ある顔がいるなと思ったら「チョコレートファイター」のジージャーちゃんじゃないですか！あまり出番は少なかったですが、まだ役者やってたとは。
命を狙われるヒロインの香港女優セリーナジェイドもスタイル良しでしたし、ストーリーもてっきりアルバトロス系の中身なしのC級アクション映画かと思いきや潜入スパイなイコさんとか警察署での派手な突撃とか場面も工夫されていました。
あえて言えば銃撃戦やアクションの音がショボいのでそこだけですかね。
もし続編があるなら個性がぶつかり合う3人のチームもまた見てみたいです。
ここにドニーイェンとか、キアヌリーブス とか出てくれないかなーなんて。
