良いクソ映画に当たればいいけど、悪いクソ映画に当たると悲しくなるよね。
この映画はさ、見せ場を全部隠しちゃってるんだよね。
それを敢えてやってる、例えば「悪魔のいけにえ」とかとは全然違う、ダメな感じ。
え、これスプラッター映画じゃないの?なにこれ?ってなるんだよね。
カメラワークも最悪だよね。
脚本も全然良くないよね。
何がしたい映画なのか全くわからなかったんだよね。
でも、出てる人はイギリス映画らしく、いい意味でリアルだよね。アメリカ映画ってどのレベルでも無意味なブランドとか謎に良い歯並びとか不自然な美人やマッチョが出てくるけど、この映画はみんな、美しくもなく小汚いくらいの普通の人たちだよ。服装もいかにもな階級のイギリス人って感じで分かりやすいから、そう言うところは好きだよね。