まの

国家が破産する日のまののレビュー・感想・評価

国家が破産する日(2018年製作の映画)
3.6
1997年に実際にあった韓国での経済破綻の話。

好景気が続くと信じていた韓国国民がいきなり国家破産なんて信じられないし、信じたくない。でも映画を見る限り、結局痛手を被るのは低所得者で、どんな逆境でも裕福なままなのは財閥や官僚と言う韓国の闇を描いた作品で、見ていて胸糞悪い(表現が悪くてすみません)内容。

しかも国民の事を思う女性のハン・シヒョンは女性だからとなにを言っても相手にされないと言う韓国の男尊女卑の考えにイライラ。
最初から最後まで色んな意味でストレスが溜まる内容でした。

キム・ヘスさん、どういう作品でも安定した演技で唯一観た甲斐があったと思えたポイントです。
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