カナイ

国家が破産する日のカナイのレビュー・感想・評価

国家が破産する日(2018年製作の映画)
3.7
実際にあった韓国通貨危機を脚色し映画化したもの。知識なくても普通の人々から見た状況も見せてくれるので、ストレスなくついていけます(実際に味わった人だとより分かるものもあるでしょうが…)
他の韓国映画に出てきた事とも繋がって、そうかこの時の影響で……と思ったり。
非正規雇用増加の話等、自分の住む国も同じだと思いました。

日本でもこういう、過去を検証し、向き合った作品が商業映画として成立すればいいのに、と思う。
危機感の欠如、有事の際に、貧しきものはより貧し、富めるものは富む。搾取。富の再分配が行われないことによる不均衡。
カナイ

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