炒飯

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの炒飯のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今も語り継がれるだけあって見所は満載、出てくるMS全てが格好よくて戦闘シーンの迫力と細かな描写もたまらない。
のだけれど、観終わって一番に思ったのが「シャアの悪口無限に言える…」だったので好きなだけシャアの悪口を言います。

色々あって人類に絶望したりどうしてもアムロとタイマン張りたかったりでアクシズ落としちゃうのはいいとして(よくはない)、クェスに対するムーブが駄目すぎる。
いい歳して父性ゼロのオギャバブ野郎がなんかノリで13歳の少女を引き入れ手駒にしておきながら(この時点で何?)、ガキっぽすぎてオギャれないしめんどくせ…と言わんばかりの適当なあしらい。いやマジで何?
「来るかい?」じゃねーんだわデコ助野郎が。
かといってナナイにも誠実ではなく、都合のいい癒しを求めていただけでどうしようもない。
きちんと大人になっていたアムロとの精神年齢の差に泣けてくる。あとサザビーがカッコよすぎてパイロットとして釣り合ってない。
大体お前はさあZのときにもカミーユに対してもっとちゃんとさあ〜いや割と本気で無限に言えるなこれ。

以前、シャアを題材にしたビジネス書などを見かけたことがあるが、反面教師以外でコイツに何か学ぶことある??と目が点になった。
情けないところやクソなところも含めてキャラクターとして好きというのなら理解できるが(実際に私がそうである)、人として、ましてや社会人として見習ったら駄目だろうこれは。他人の期待から逃げ続けていよいよ逃げきれなくなった挙句にアクシズ落としてんだぞ。

二時間の間ほぼずっと上記のようなことを考え、シャアにキレ散らかしながら観ていた。
楽しかったしまた暫くしたら再度鑑賞してキレ散らかしたいです。
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