ナツミオ

Fukushima 50のナツミオのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.8
WOWOW録画鑑賞
【特集・困難に立ち向かう男たち】
東日本大震災の影響で起きた福島第一原発の事故を描いた実話の映画化。

2020年日本作品
監督 若松節朗
脚本 前川洋一
原作 門田隆将著のノンフィクション書籍『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』
出演 佐藤浩市 渡辺謙 吉岡秀隆 緒形直人 火野正平 平田満 萩原聖人 吉岡里帆 安田成美

(WOWOW番組内容より)
2011年3月11日、巨大地震が起こした津波は福島第一原発にも到達し、多くの施設・設備が損傷し、通常は冷却し続けるべき核燃料を冷却できなくなる事態に。
原子炉の炉心溶融を防ごうと責任者の吉田所長(渡辺)とその部下たち、1・2号機当直長の伊崎(佐藤)らが対策に全力を注ぐ一方、近隣に住む人々は避難を開始する。だが翌日午後、原子炉1号機の建屋は水素爆発を起こして大破し、続いて原子炉3号機も炉心溶融が始まってしまい・・・
オールスターキャストの豪華共演で、当時、同原発で事態の収拾に挑んだ人々の悪戦苦闘や苦悩に迫った実話大作。

東京電力は東都電力と名称が変わっている。

作品内容の評価よりも、
当時の日本や世界中に衝撃を与えた東日本大震災と福島第一原発の事故。
TVニュース映像で何回も見た水素爆発と炉心溶融(メルトダウン』の衝撃の記憶が蘇る。

被災した福島県民の方々。
原発職員やその家族。
東電本店や政府からの横ヤリ。
自衛隊や米軍の「トモダチ作戦」
原発施設内で事態の収拾に奔走した作業員の方々の行動に驚きと感動を持って観た。

映画としてでは無く寧ろドキュメンタリー作品と錯覚するほど。
観るべき作品と感じた。
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