これまたすごい映画だ。昨日見た『新聞記者』も良かったけど、これもなかなか素晴らしい。邦画も捨てたもんじゃないなと思わされる。今年の日本アカデミー賞最有力候補だなぁ。
3.11震災から10年後にこの映画を見られて良かった。当時のことをいろいろと思い出した。震災の日、現場がこうなっていたのかと初めて知った。
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ただ、この監督、菅直人総理のこと嫌い過ぎでしょう。
これ見たら、絶対首相のせいで被害が拡大したと思うじゃん。仮にそうだったとしても、それを映画というメディアを使って、一人の人間を陥れていれていいの?
昔の話を脚色するのはいいと思うけど、映画だと言えど、これだけ現実に即した映画でかつわりと最近の話を、脚色するのは個人的になしかなぁと思う。
僕のモノづくりのスタンス(仮にかなり難しくても、全員を救う道を追求したい)と違い過ぎて、このレビューを書いていくうちにこの映画への評価がだんだんと下がってきた。レビューの出だしと終わりとで評価が違う。笑
なんで日本人は政治家なら叩いていいと思ってるんだろうね?