もりたま

Fukushima 50のもりたまのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.1
平和ボケっていうのはこういうことだよね。それが当たり前だと思っているから、当然だと思っているから、何かトラブルがあったときに正論振りかざして非難したりするんだよね。平和が当然という考え方はいいかもしれないけど、その平和を創るのは自分たちであり、何かあったときには犯人探しとかよりもどうしたらいいのか考えたり、助け合ったりするべきよね、苦しいのは自分だけじゃないんだから。避難所のシーンは心苦しかった。現場の人たちが何もしてないわけはないんだから、何もできない私たちは待つこと、そして別の部分で協力するしかないんだよね。

あとは、歴史から学ばないとなと思った。阪神淡路大震災のときも地震そのものよりもそれによる火事の被害が大きかったんだから、二次災害を甘くみてはいけないっていうのを考えるべきでしたね。歴史って大事。

キャストも良かったが、豪華ではあるものの、地味に感じた。名脇役かき集めって感じ。もう少しトレンドの人がいてもよかったかなって。この要望は贅沢かしら。

私ももっと平和であることに感謝して、思いやりの気持ちを持とうと思いました。
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