イクミナ

Fukushima 50のイクミナのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
1.0

原発事故で日本人全員内部被ばく
私を含め、すべての人に、内部被ばくを強いて、多くの人が亡くなっているのです。誰も責任を取っていません。宗主国アメリカの要望で正力松太郎、中曽根康弘が動き、政府、電通、マスコミ、原子力マフィアが形成され、安倍晋三が全電源喪失はあり得ないといって吉田所長他、東電幹部が津波対策を阻止し、事故は起こった。それで何人もの人が亡くなった。わたしたちは確実に被曝している。矢ケ崎克馬先生の動画を見ればわかるが、フクシマ由来の放射能で何人もの人が亡くなっている。それがフクシマ由来の放射能ということがわからないだけだ。この映画の予告編を見るだけで、いやな感じがする。吉田所長にしたって津波対策をつぶした一人だといわれている。日本に54基の原発が作られるようになって、事故を起こすまでを描かなくてはだめだと思う。製作費が集まらないだろうけれど。 
 原作者のツイッターをのぞいてみた。新型コロナウィルスのことを、武漢肺炎と言っていた。ネトウヨだ。
以下、原作者のツイッター
門田隆将
@KadotaRyusho
今日から『Fukushima 50』公開。武漢肺炎という国難に9年前の国難が重なる。多くの著名人が賞賛してくれているように「福島のことを忘れてはならない」と思う。日本が福島の人々によって「救われた」ことを多くの方に知って欲しい。日本人とは…現場力とは…福島に感謝を。 
町山さんのツイッター
町山智浩
@TomoMachi
当時の菅総理が福島第一原発に乗り込んだことでベントが遅れたというのは、当時野党だった自民党が流したデマだが、それをそのまま描いている。当時、東電は官邸に情報を上げず、そのことで総理は苛立ち、現場に乗り込んだ。その辺の背景も描かれていない。
青山繁晴が吉田所長を事故直後に尋ねたことを自慢していたことを思い出した。ネットで調べると、原作の門田隆将なる人物のブログを見つけた。以下その文章
青山さんの証言によれば、福島第一原発に青山さんを呼んだのは、吉田さんの独断だったそうだ。つまり、「東電本店には無断でやった」のである。当時、激しい東電バッシングの中で、福島第一の内情はまったくヴェールに包まれていた。
吉田さんは、わざわざ来てくれた青山さんに瓦礫と化した建屋などの惨状を「全部撮ってください」と言い、本店との間にトラブルが起きないか心配する青山さんに対して、「いや、大丈夫じゃないです。問題はいろいろ起きますよ。でも、青山さんだったら公開するでしょ。だから来てもらったんだ」と言ったそうだ。
私が、「ああ、やっぱり」と思ったのは、この「東電本店に無断」で青山さんを福島第一の現場に呼び、さらに、「大丈夫じゃない。問題はいろいろ起きますよ」と言い、すべてを覚悟の上で吉田さんがやっていたという点である。
私は、青山さんの証言を聞きながら、吉田さんのある言葉を思い出した。拙著『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(PHP)は、吉田さんにインタビューに応じてもらい、ぎりぎりの綱渡りでできた本だった。これまで何度も書いてきているように、私は吉田さんと会うまでに1年3か月もの時間がかかった。https://www.youtube.com/watch?v=f4knc6IIFM0#action=share  https://www.youtube.com/watch?v=8nqp_nfZzzU&t=7s
青山繁晴というインチキの知り合いの原作者。青山繁晴を信頼していた吉田所長。それを原作として映画にしてしまうなんて。そんな映画に出演する俳優陣なんて。めまいがしてくるでたらめさだ。
さらに、ツイッターを見ていたら《緊急特番》─武漢ウイルス─『メディアと野党は国難と戦え!』櫻井よしこ × 門田隆将 × 上念司 × 田北真樹子 × 花田紀凱の対談を放送します! 是非ご覧ください!というのがあった。クズの仲間じゃないか。こんな原作者だ。こりゃあ、駄目だ。
ここで、星五つをつけているのは、多くは、ネトウヨか? こんな映画を全国公開していいのか?
蓮池徹さんのツイッター
蓮池透
吉田所長は、2号機格納容器の圧力上昇になすすべなく、神に祈ったという。幸運にも爆発はなかったが、FUKUSHIMA50のおかげではない。
『チェルノブイリ』を見たが、雲泥の差である。こんな映画を見るより、TSUTAYAに行って『チェルノブイリ』を借りよう。
追加
木村結さんのツイートが、ほれぼれするので貼り付けておきます。
https://twitter.com/yuiyuiyui1114/status/1236600776622886912?s=20
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