イクミナ

ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶のイクミナのレビュー・感想・評価

3.5
体験者の話は、まるでその人が体験したことを自分が体験したように実感してしまい、対馬丸の「トキコちゃん」には、泣いてしまった。対馬丸でなくなった子供たちの写真と名前で、どうしようもなく泣いてしまう。体験談で構成されていて、光景が目に浮かぶようで、いい。
 最後の、ナレーションが雄弁すぎる、謳いすぎる。なくてもいいくらいだと思った。戦後のことも少し描いてほしかった。
 戦争で亡くなったひと、戦災孤児になった人、愛する人を亡くした人、そのことを思うと、岸信介がCIA手先(陰謀論ではなく事実です)になり、総理大臣になり、その弟も総理大臣になりノーベル平和賞をもらい、その孫が総理になって、岸田がそれを引き継ぎ、沖縄にミサイル配備して、アメリカの属国を続け、辺野古の基地を作り続け、円安で不景気になり、物価は上がり、食料自給率は37パーセントだし、天皇や岸、石井四郎、笹川良一、児玉誉志夫、石は沈み葉は流れて欲しい。戦争責任を負わなくては、いけないと思う。ドイツもイタリアも国旗も国旗も国家も変わっている。ヒトラーは自殺してムッソリーニは処刑されている。
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