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ホテル・ムンバイのamuのネタバレレビュー・内容・結末

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

良作。

圧倒的なリアリティ。
まるで自分も映画の中に入り込んだような作品。
生唾飲んで見入ってしまう。
そんな作品。
目も背けられない、早送りもできない。

実話なだけに、オリンピックが日本で開催された今、他人事ではない、と思わされる。

ただ、この作品では、テロをする側の考えも馳せられていて、その理由がなんとも言えず切ない。

最終的には実行した10人中9人は殺害されたけど未だに首謀者の1人が捕まってないというのもまた恐ろしい。

役者のデヴ・パテルがまた良い。
LIONでも泣ける役をしたけど、今回はまた違った役だったけど、彼の出る作品は良作ばかり。

最終的に。
亡くなった犠牲者の半分以上が、客を守ろうとした従業員、というのも見ていて辛かった。
ホスピタリティを貫いた従業員達には脱帽。

とにもかくにも。
今ある幸せが、どれほど尊いものか、大切な人との当たり前の生活が、どれほど当たり前でないものかを改めて考える良い作品だった。
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