寝る前に見る映画ではなかった…
それほどまでに終始興奮・緊張状態が続く作品
ホテルルワンダと同じような作品かと思っていたが正反対と言ってもいいかもしれない
ルワンダはドラマ性が強く見やすい作品である一方、本作はスリラー・サスペンスが強い!!!
見るのが辛くなる作品…
↓軽いネタバレがあるかも(具体的には書いてないけど)
最初のアタックからそう時間をかけず発生する第二のアタックの凄まじさ
驚愕のシーンに緊張するものの、シームレスに続くテロリストの侵入
目を見開いて「やばいやばい」と思わず口ずさんでしまうほど
その後絶えず鳴り続ける銃声
本物の銃声を使ってるのかな
イヤホンをしてたせいもあり、重苦しくて残酷な嫌〜な音が大音量で鼓膜を打つ
恐怖感がすごい…
本当に誰が死ぬかわからない恐怖
一応主要人物っぽい人たちはわかるけど、それでも無差別に殺させれていくからただただショッキングなシーンが続く
名のある俳優じゃなく、思い入れのない登場人物なはずなのに「やめて…、生き残って…」と願い続けている自分
普段なら端役にそんな事は思わないのに、今回ばかりはそうなっている自分がいた
ノンフィクションということもあるんだろうけど、それ以上に事件が凄惨すぎて…
自然とそんな感情が沸いたんだと思う
最終的に生存者はいるんだけども、「よかった」と喜んだり安心する事は出来なかった
無残に殺された人達が多く、映画と言えどもどんな風に亡くなったかをまざまざと見せつけられたから
最後まで見ていられない人もいると思う
嫌々見る必要はないけど、見れる人は見るべき映画だと思う
テロリスト側の青年たちも「単純」な悪と描かれていないのがまたなんとも言えない
全編通して無駄のない凄まじい映画でした