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ばるぼらのmoonのレビュー・感想・評価

ばるぼら(2019年製作の映画)
3.5
TIFF2019 9本目
手塚治虫の原作漫画を、息子である手塚眞が映像化。撮影はウォン・カーウァイ作品で知られるクリストファー・ドイル

著名な小説家だが異常性癖の持ち主で◯ともヤっちゃう稲垣吾郎…じゃなくて美倉は、"都会が何千万という人間をのみ込んで消化し、たれ流した排泄物のような女"こと ばるぼら と出会い、彼女を家におく。一見ホームレスのように汚いが、脱いだらマネキンのようにつるんと綺麗で完璧な(?)女性という振れ幅のすごい役を二階堂ふみが演じきっていた

原作読んでないので何とも評価が難しいけど寺山修司ばりに雰囲気アングラでドロドロしてたら最高だったな。いくら堕ちても殴られても2人とも顔が綺麗すぎて…
アイズ・ワイド・シャットみたいな儀式のシーンもなんだかなぁ。
ばるぼらが新宿を歩くシーンはアンニュイな感じでとても良かった
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