思想教育のための教訓めいた物語が暗喩的に込められた作品。
人体錬成のように崩壊と生成を繰り返しつつ、二次元と三次元が入り交じり常に変容を続ける様は悪夢のよう。
最初から奥行きと立体感がバグって脳がおかしくなりそうだった。
これがミニチュアではなく、等身大の美術で作成されたストップモーション・アニメというのが凄まじいの一言。
ただ、似たような画面の動きが続き飽きてしまうタイミングがあったのも正直なところ。
色々と読み解いて楽しめる感性が欲しい。。
ストーリーは理解したので、視界の端から端に画面を収めて、字幕は気にせずに映像の細部までを追って見てみたい。
