海野

オオカミの家の海野のネタバレレビュー・内容・結末

オオカミの家(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

上映時間が1時間で良かった。
あと30分あったら完全におかしくなっていた。
そしてレイトショーで見るものでは無かったのでこれから見る人は日中がおすすめだ!夜は狂う!

2次元と3次元を行き来するのかと思いきや融合して悪夢のように迫ってくる。
オオカミからマリアへの抑圧がマリアから子ブタたちへ、そして最終的には子ブタたちからマリアへ帰ってくる。抑圧されていた側がする側に変わってしまう。カルトの恐ろしさよ。
ミニシアターでこの映画を見るという行為こそ、危ない小さな集会に参加しているような気にもなる。
同時上映の『骨』もオオカミの家の前座として見るにはなかなかきつかった。
すぐ隣で囁かれたり、オオカミの声がぐるりと回ったり映画館の音響だからこその臨場感が楽しめました。オオカミにはなりたくないね。
海野

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