独特の雰囲気を持った作品だった。友達の距離感ってこんななの？突然居なくなるって？ゲイのアプローチってあんなんの？松田龍平は綾野剛がゲイだから突然いなくなったの？自分がゲイじゃないのに突然来られたら拒否するし、綾野剛の前から消えるとも思えるし・・・。でも後半はそうでもない感じだし・・・。
ちょっとよく分からないんだけど？
岩手の美しい景色、お祭りの懐かしい感じが、静かに画面に流れていくのは心地よいが、いかんせんそれを見ている綾野剛の心情が汲み取れないし、松田龍平がちょっと気味悪く写っているので、さらに謎になる。サスペンスになるのか、恋愛になるのか、展開がどっちつかず。慣れない職場・土地で心を開いた友達、宅飲みして、夜釣りして、楽しかったのにね・・・。タイトルの意味を匂わせるセリフがあるが、映像でそれを感じるエピソードを見せてないので判りにくい。綾野剛の表情だけでは難しい。原作を読めば理解出来るのだろうか？
