当時、李Sir様を師匠のように慕う星爺がテレビから映画へと世に出るキッカケになった映画と聞いて、どうしても観たかった。

観たら普通に面白かった。

今となれば、記念碑的な作品ですよね。

中国語翻訳を頑張りながら見ました。

周星馳は車を盗んでは依頼人に渡す悪ガキ。その車がギャングの抗争に使われ殺人事件の容疑にかけられてしまい…

牢獄内の自殺者を助けた際に、ダニーリー演じる型破り刑事に殺しをする奴には見えないと見込まれ捜査に協力するはめに…

刑事とぶつかりつつ、友情みたいなものも芽生え…
といった内容。

周星馳は二十歳そこそこといった姿で向こう見ずの青二歳役がとってもハマっていて、ギャングからは殺されそう、警察からは殺人罪で捕まりそう、どうしたらいいんだよーと、窮地に陥る立ち回りを魅力的に演じていました。

なにぶん下手に翻訳しながらの鑑賞なので作品の良さ何割か減かもしれないですが、王道ストーリーでテンポよい作品だったと感じました。

周星馳のデビュー作を鑑賞
カウボーイダンディって邦題になってるサイトもあるけどそれは間違いで、MATVで放送された時の邦題はファイナルジャスティスだとか


ストーリーは主人公のダニーリーと彼が捕まえた車泥棒である周星馳が、強盗団の捜査をするというもの
まだ周星馳のコミカルな演技は見られないんだけど、コミカルな演技が出来る人は演技が上手いというだけあって初映画とは思えない存在感をしっかりと出しています
そもそもバディものとして凄く面白くて、今まで見た李Sirの作品の中でもかなりのお気に入りのものとなった
あと強盗団のリーダーである成奎安がメガネをかけてちょっとインテリっぽいビジュアルだったのには笑ってしまった
ビジュアルといえば李Sirも強烈で、穴あきグローブにサングラスにサスペンダーにジーパンと時代を感じさせるマッチョな服装だった


アクション自体はそこまで数があるわけではないんだけど、こちらも迫力があり見応えあり
特に最後の銃撃戦でボロボロになるパトカーは笑ってしまった笑


周星馳の演技も素晴らしいんだけど、そもそも映画として面白かった一本
オススメ！
今からでも日本でリリースされないかなぁ