Pastel

ロボット2.0のPastelのネタバレレビュー・内容・結末

ロボット2.0(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

前回よりダンスシーンは減って、最後だけに。ちょっと残念だけど、公開された2018年時点で主演のラジニカーントが67歳なので仕方ない気もする…笑

「パッドマン」や「ケサリ」のアクシャイ・クマールが敵役のパクシを演じてます!生前は宮崎駿監督に似た鳥好きのおじさんなんだけど、死後怨念で現れた姿はラグナロク(マイティ・ソー)に出てきたジェフゴールドブラム感があって笑ってしまった…。

バシィは出てくるけど、前回のヒロインのサナは電話のみの出演。代わりに女性型アンドロイドのニラーが有能な助手を務めてます。サナは電話でニラーとバシィの仲を疑ってるんだけど、二人の関係を見てるとどう考えても父と娘って感じ。博物館に展示されてるチッティをこっそり取りに行った時、無邪気に歌うニラーに「歌うんじゃない!」と怒ったところは笑ってしまった。ニラーもサナと同じく美人なんだけど、お茶目さんな所があって可愛めな印象。

ボラ博士の息子も出てくるんだけど、父親と同じで起爆剤の役目だけ果たして殺される運命という…もう少し学びなさいよと思っちゃった。

バシィが作ったチッティがやられた後にボラ博士が作ったver. 2.0が出てくるんだけど、笑いすぎてお腹痛かった。前作のヴィランなんだけど、凶暴ささえ無ければ滅茶苦茶いいキャラしてるんだよね。サナのことは諦めたのか忘れたのか、ニラーを見て直ぐにアプローチ開始するし、パクシが乗り移った博士に対しても「生みの親を殺すなんて出来ません…なんて言うと思ったか!」と容赦なく攻撃するし…(ちなみにオリジナルのチッティはこの躊躇いが原因でパクシに壊されてver.2.0が出動することになった)

あとはパクシに向かって「おい、バードマン。アイアンマンだぜ!」って言うところも好き。

大量のver.2.0が戦うもバッテリー切れで次々倒れて最後の一体がケーブルに手を伸ばそうとしたのをパクシに遮られたところ…今度はなんとver.3.0が出てくる!

ver.3.0 は ver.2.0 が作ったミニ型のチッティで携帯に変化し、クッティという名前を持っていた。クッティ達はパクシの操る鳩に乗り、「俺らを攻撃すると鳩が死ぬぞ」と脅し、その間に2.0が回復し、なんやかんやパクシは倒される。

ver.2.0の凶暴化チップもニラーがオートで解除し、チッティとニラーの仲を認め、病室に1人きりになったバシィの元に携帯電話から変形したクッティが現れて「やぁ、おじいちゃん!」と告げる。
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