ニャンタ

ジョジョ・ラビットのニャンタのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5
第二次世界大戦下のドイツの少年が、頭の中の空想上のヒトラーと一緒に、軍兵になろうと奮闘するが、自宅で匿っていたユダヤ人少女との出会いで、価値観が変わっていく物語🇩🇪👦🏼👩🏻
ママ•ライオン(Scarlett Johansson)は、子ライオンの少年に、自由の素晴らしさ、愛は最強である事を教え、明るく楽しくて素敵な母でした🦁👠

 子供は、何でも分別なく吸収してしまい、善悪を判断できない事がある為、親の存在は凄く大きい事を知りました👩‍👦🪴

 ほんわかしてると思っていたら、突然シリアスな展開に変わる事が何度もあって、戦時下の緊張感を思い出す為、「戦争の恐ろしさ•愚かさ」が伝わります🤖⚙️🔩 そこまで過激な場面は、少ないです🫧

 賢くて、たくましいユダヤ人女性エルサ役を演じたThomasin Mckenzieが、最高に可愛かったです🌷👩🏻 主人公のジョジョがビビりまくる脅しの会話が、可笑しくて楽しかったです🚪🦄

 ジョジョも、心優しい男の子で、空想の友達と会話をする程の想像力を持ち合わせていた事から、手紙の文才も豊かでした📨🖋

 「世間的な風潮を、真実として安易に受け入れて良いのか」という疑問を持って立ち止まり、信じるべき事を自分の眼で見極める場面で、ジョジョは成長して、絶望ではない最後にホッとして、胸が熱くなりました⚖️🐇

 殺伐とした時代に温もりを与える、「幾つもの愛と思いやり」が、後々の展開に大きな影響を及ぼしていく仕掛けになっていて、何度も観たくなる、素敵な映画でした🐰🔆
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