こーじろー

ジョジョ・ラビットのこーじろーのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.1
メタファーが凄い 靴紐、蝶 男女

愛が目に見えないように、人間の本質もまた、目には見えない。
目に見えるものだけで全てを判断しようとするのは愚かなこと。
各登場人物のキャラクターの描かれ方にそんな意味が込められているようで素敵だった。
星の王子様をふと思い出した。

すべてを経験せよ。美も恐怖も生き続けよ。絶望が最後ではない
生き続けることで人は幸せな瞬間にめぐりあえるし、自分自身を変えることもできる。
それが生きることの価値なんだろうなぁ。

世界観が子供目線で描かれているのか
ナチスドイツ系の作品にしては全体的にポップな感じで新鮮ではあったけど
そこも含めて表現技法が秀逸だった。

このあとメタファーに関する本を予約しまくった。
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