すいりゅう

ジョジョ・ラビットのすいりゅうのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.0
原題 Jojo Rabbit
2019 年 戦争 (米・独) 109分

良い意味で驚きの手法とタッチで描かれた戦争映画。舞台は第二次世界大戦下のドイツ。

主人公のジョジョは10歳。もう負けが濃厚だって時期にあのヒトラーユーゲント(ヒトラー青少年集団)で心からがんばちゃってる。何しろ彼のイマジナリーフレンドはあのアドルフ・ヒトラー。で、この斬新な戦争映画の脚本と監督を務めるタイカ・ワイティがそのイマジナリーフレンド役!

…その他色々書き留めたい事も多いけれど、其々感じ考えるタイプの映画。…ユーモアも皮肉もたっぷり。事実描写は勿論、比喩や象徴や音楽を通して、様々なメッセージが伝わる。でも結局のところ、周囲の人々に教えられ救われ愛を知り成長していく主人公が希望の象徴って分かりやすいところもいい。