ジョジョ・ラビットのなのネタバレレビュー・内容・結末

ビートルズの曲に乗せて、ヒトラーをアイドル的に登場させる、ポップでコミカルなオープニング。
そのテイストのまま、10歳の子供にナチズムを植え付け、ナイフを持たせ、ウサギを殺すよう強要…
ジャンルが「コメディ」なので、軽い気持ちで見ていたが、内容は相当エグい。
キャストが魅力的で、母親役のスカーレット・ヨハンソンのファッションがステキで目の保養だった。
「かわいい靴だなぁ」って何気に思ってたら、とんでもない伏線が張られてて、その辺りのシーンからはシリアス寄りな展開に。
一般市民が戦争に翻弄される映画って、観ててツラすぎる。
いざ、ドイツが負けると、殺されないために「ユダヤ人」と身分を偽る皮肉さ。
ラストの二人のダンスと、デイビッド・ボウイの曲がステキだった。