このレビューはネタバレを含みます
575本目『ジョジョ・ラビット』
原題 : Jojo Rabbit
公開 : 2020年1月17日
監督 : Taika Waititi
何が面白いのかさっぱり分からなかった。まず、そういう時代設定だからしょうがないのかもしれないけど、10歳にして人間への差別を覚え、ユダヤ人は死ぬべきだと戦争が大事だとそういうこの世で1番なってはいけない人間が主人公である事。また、口だけ達者だが臆病っていうのもめっちゃイライラしました。まぁ、ウサギを殺せない所はやはり根は優しい心を持ってるからなんだろうけど、ユダヤの女の子を前にして相手を傷つける様な言葉や一瞬にして自分の方が上だという態度、その女の子にも刃向かえない臆病さ、全てが無理でした。お母さんが急に死んだのも謎だしね。昔の日本もそうだけど、自国の為に死ぬのが正義っていう狂った世界に今後もならない事を願います。