ジョジョ・ラビットのsakのネタバレレビュー・内容・結末

最高すぎる！！笑って泣けて感情がぐちゃぐちゃになる。愛に溢れた映画。

冒頭から色遣いも音楽も最高にセンスが良くて心を掴まれる。良作に出会えた確信でワクワクが止まらなかった。
まず10歳 ジョジョの愛らしさ。妄想ヒトラーや親友ヨーキーとのやりとりも最っ高に愛らしく微笑ましい。スカーレットヨハンソン演じる母親や教官など大人たちの包み込むような愛も作品全体の『愛おしさ』を高めている。
一方で戦争の残酷さもしっかりと描かれていた。後半はコメディで笑えるシーンかと思いきや息も止まるような緊張感に包まる。温かいシーンかと思えば表情や言葉に心を痛める。繰り返し戦争という現実に引き戻されてはおとぎ話の世界に放され心を揺さぶられ続けた。

そしてやたらと靴にフォーカス当てるなぁと思えば、、あのシーン。憎い演出だった。
主演のローマン・グリフィン・デイビス君の演技に脱帽。涙が止まらなかった。

こんなに映画館で泣いたのは久しぶりだ。何度も繰り返すけれど、笑いと涙と愛に溢れている最高の映画。スカヨハを観るためだけに行ったんだけど、予想以上に良くてエンドロールで放心してしまった。Blu-ray買うぞ。