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ジョジョ・ラビットのchipのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5
20世記FOXのオープニングがなんだかコミカルで…
その後、ビートルズの「抱きしめたい」が大音量で流れて…
もう、最初からワクワク!

絵本を開いたような気持ちだった。
楽しかった!
でも途中から悲しくなった…

ハイルヒトラー!
何度も何度も練習するジョジョの
くるくるした瞳がかわいい。。
家に帰るといつも隣にはヒゲのあのおじさん!
スカヨハのママさんは、いつも凛として優しくて。。

ナチスのトレーニングキャンプは、
「ムーンライトキンぐダム」みたいに、
子どもたちの目がキラキラと輝いていて…楽しそうだった。
ナチスドイツ、戦争、ユダヤ人迫害…
見え隠れする時代背景は深刻なのに、ユーモアたっぷりに描いている、
こんな作品は初めてです!
街にぶら下がったものを見た時は、さすがにショックだったけど…


なんと言っても、サムロックウェルのキャプテンK!ポーズの決め方、どこか力が抜けている話し方、最高です!何回もジョジョを助けてくれる。助手と、絶対に♡だったよねー
ファットエイミーことレベルウィルソンは、今回やけにテキパキしてました。
大好きな彼女、もう少し何かやって欲しかったケド…


ジョジョの親友、おデブさんのヨーキーはいつもひょうひょうとして面白い。彼の笑顔には癒される。。


わずか10歳のジョジョ
顔に傷をつけたあとは、少しずつ大人になって…ならざるを得なかったかな、
一人でユダヤ人の彼女を守らなくてはいけなかったから。
でも、ふたりでよかった、
一人じゃなくて良かった!
ふたりのダンス、
ふたりの笑顔。。。


失ったものは大きいけど
平和が戻った。


自分の靴ひもも結べなかったジョジョが…
人を愛すると、優しくなるんだよね〜
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