ユキノナーニー

ジョジョ・ラビットのユキノナーニーのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
『ジョジョ・ラビット』
1/19(日)TOHOシネマズ新宿にて。

子供目線で戦争が描かれている、
新しいアプローチも斬新で良かった。

第二次世界大戦下のドイツ。
10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想=心の友であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ=監督、脚本、製作、出演✨)の助けを借りて、
ナチの青少年集団ヒトラーユーゲントの
立派は兵士になろうと奮闘していた。
しかしウサギさえ殺せない本当は優しいジョジョ。
そんなジョジョの家に、明るく優しい母親(スカーレット・ヨハンソン)が、
ユダヤ人の少女を匿っている事を知り~

終始、子供のジョジョの目線で描かれているし、
心の友=ちょっとマヌケなヒトラーは出て来るは、
ユーモアが効いた、語り口は軽妙だが、
それだけに描かれているメッセージは
直球でズッシリ胸に響き、
きっと心の1本になるであろう映画だった。

映画好きの間でも
何故か「あまりスカヨハ好きではない」という人多い(私もだった)のだが、
本作での優しくチャーミングな母親役の
スカヨハは、スカヨハ史上最高な位💓

また現在上映中のイースドウッド監督映画『リチャード・ジュエル』でも、
主演になるサム・ロックウェルも最高過ぎて、ズルい😭

ジョジョが母に匿われていた敵のハズの少女との出会い、
友情(デブちん君)や、
愛する者を守る事、
戦争が如何に愚かな事かという真実、
様々な事を学び成長していく姿も
たまらなかった✨

戦争、特にナチのユダヤ人迫害をユーモラスに描いている所、
サム・ロックウェルの役柄など、
私の大号泣映画であり、
不朽の名作と評される『ライフ・イズ・ビューティフル』('98)、
監督&主演のロベルト・ベニーニが重なり、思い出された。

子供目線なので、戦争の愚かさが子供が観ても伝わる!
子供から大人、
多くの人に観て欲しい傑作!!

ラストも秀逸✨

それにしても、
タイカ・ワイティティ、
監督、脚本、製作に、あの心のヒトラー役にて出演と、凄過ぎです!!

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