いとまど

ジョジョ・ラビットのいとまどのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供主体のポップなテイストだけど、紛れもない戦争映画。マショマロ食べたら中身カラシだったみたいな、「子供かわいい♡ウサピッピ♡」だけで見たら大怪我する映画やと思います。

ドラえもんのような距離感のヒトラーは、洗脳の表れでもある。無垢ゆえの怖さ。
戦争が持つ国家や思想を支配したような「おかしさ」に、徐々に気付いて成長していくジョジョ…。
後半の蝶々〜靴の演出や、サムロックウェル大尉の漢気など、自由のためへの犠牲が痛々しい…。
新たな一歩、ダンスとともに希望の兆し。

家宅捜索でハイ!ヒトラー!って挨拶めっちゃするやつ、絶対疲れると思った。フルメタルジャケットのサー!イエッサー!よりはマシか??
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