ジョジョが愛おしくて抱きしめたくなる作品
もう走り出した瞬間からずーっと可愛い
ナチスに傾倒してる少年が挫折や出会いや喪失を得て成長するお話
ジョジョの根底にある優しさ素直さと対照的にナチス傾倒の深まったお兄ちゃん兵士たちの不気味さは刷り込みの危険性が示唆されてて、今作の一つメッセージなのかなと思った
ジョジョ自身が経験を通して考え学ぶ過程にイマジナリーフレンドのヒトラーを登場させるのはブラックなユーモアながら絶妙に効いてきて、ヒトラーアレルギーの人もいるから賛否両論はあるだろうけど面白いアイデア
周りの大人たちも力強いキャストばかりでスカーレット・ヨハンソン演じるお母さんの偉大な愛や、サム・ロックウェル演じる大尉のジョジョへの優しさにこっちまで嬉しくなる
二人の演技は本当に素晴らしい
特にスカーレット・ヨハンソンにこんな引き出しがあるなんて予想外だった
ジョジョにかける言葉の一つ一つがセンスに満ちているし、10歳の子の靴紐を結んであげるような甘さもまぁいいでしょう笑
鮮やかで可愛いコートと靴があんな描写になるなんて...
最初はどんな映画なのかイマイチ掴み切れなかったんだけど、ブラックなジョークや可愛い少年たち、美しい風景や色彩、センス抜群の音楽と情報量が多いから一つ一つを楽しんでるうちに綺麗な女の子が出てきて、あぁなるほどと
一番好きシーンは秘密警察とのやり取りのところかな
大尉の登場で心の中で拍手喝采かっこ良過ぎる！
挨拶は本当に面白くて笑い声出そうになった
いや、しかしラストシーンも捨てがたい
ジョジョのファッションと二人の...
うーん...たまらん笑
靴紐をキーポイントに設定
まぁ正直予想通りの使い方なんだけどその一つ一つは大事だなあ
あ、やっぱり一番好きなシーンはジョジョとヨーキーのハグだった笑
