10歳の少年目線で見た第二次大戦をコミカルに描いた作品。
コミカルといっても全編コメディではなく、いろんな感情を揺さぶられる演出は、流石のアカデミー脚色賞。
ジョジョや空想上のヒトラーを演じる監督本人のやり取りで和ませつつ、時にハラハラさせられ、ドキッとしたりキュンとくる。
ジョジョ役のローマンくんの演技力がすごく良かった。
というかオープニングから青少年集団の件でもう釘付け。
エルサとの交流や戦時下の経験を経て成長する姿が最後まで胸を熱くさせる。
そしてなんといってもスカーレット・ヨハンソンとサム・ロックウェルがサイコー！
ロージーの靴だけで多くを語った演出が素晴らしいと思ったのと、そんじょそこらのヒーローより今作全編でカッコ良かったキャプテンK。
男前過ぎる😭
余談だけど、劇中ビートルズの曲がドイツ語バージョンで効果的に使われていたので、「Hey Jude」ってユダヤと何か関係があるのかと思ってググってみたけど、直接的には関係ないらしい。
ただポール・マッカートニーがドイツ語においてJude（ユーデ）が「ユダヤ人」を意味する事を全く知らず、「反ユダヤ主義の落書き」と誤解され、窓ガラスが割られ抗議の電話が掛かって来るなどの事件とかはあったらしい。👀
