あずき

ジョジョ・ラビットのあずきのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
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ーすべてを経験せよ
美も恐怖も
生き続けよ
絶望が最後ではないー

リルケの詩とビートルズと
デビットボウイの音楽に
彩られた、チャーミングな映画

スカーレットヨハンソンと
サムロックウェルが
ほんとうに格好いい

ナチや戦争を
子供が理解できないのは仕方ない

ふざけたり世間に流されたりして
ただ戦争ごっこが好きなだけの男の子が
そのままではいられなくなる

ナチズム批判をするなら
もっと真面目にという映画評をみたけれど
そのどこか不真面目な柔らかさが
この映画の魅力だと思う

正しさとか思想とか国とか
それがどんなに危ういか
もう私たちは知っているのだから

どんな時もお母さんは息子を
子ライオンのように可愛がるし

青空の下で踊るのは楽しい

ユーモアはやっぱり希望だ
あずき

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