みさ

名探偵コナン 紺青の拳のみさのネタバレレビュー・内容・結末

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

今年もこの時期がやって来ましたねー、というわけで行ってきましたよ!初日!さすがコナン、満席です!

※2回目を見て印象が変わったので、一部修正しました。

舞台は劇場版初の海外ということで、派手な爆発とアクションばっかりかと思ったら、意外にちゃんと謎解きもやってくれたし、錯綜する思惑とか利害関係とか大好物なんで、期待してた以上に面白かったです。

まずは何をおいてもキッド様!!勝平さんが「今回はナチュラルキッド」と言ってたけど、今回はコナンと協力関係にあるので、基本ずーっとナチュラルキッド!「天空の難破船」とか「業火の向日葵」とか、協力することはあっても冒頭からずっとタッグを組むなんて初めてでは!?なんかまだコナンくんに1mmも隙を見せなかった「世紀末の魔術師」の頃を思うと胸が熱くなりますな~。今回コナンくんの前では完全に黒羽快斗。でも、それ以外はクールでかっこいいキッド様!はめられて追い詰められるキッド様というのも新鮮だったけど、罠だと分かっていても自分に掛けられた疑いを晴らすため戦う姿はやっぱりかっこいい!前半のセキュリティシステムを突破するシーンなんか!!鮮 や か!!!オー○ャンズ○○ですか!!?あとは屋上でコナンと話す場面…!やばい(語彙力喪失)。キッド推しなので、このかっこいいキッド様見れただけでも、行って良かったと思う、うん。いやぁ、ね!好きです!←

そして今回のもう一人の主役と言えば、京極さん。もうねー、最後クライマックスの京極さんは出る映画を間違えてるね。あまりにも無双すぎて、劇場内が笑いに包まれました、本当に。(ついでに蘭ねーちゃん無双も見れます。)強すぎて笑うしかないです、最強です。
あのミサンガも封印してた魔物を解き放つみたいで、京極さんもはや人間扱いされてない笑 でもあんなに強いのに暗示にかかりやすかったり、中身は園子一筋の純朴な高校生なのが京極さんの魅力ですね。

コナンくん改めアーサーくんは、とにかく可愛い!バレないようにわざと喋り方変えてるんだけど、なんだあのあざとさは!可愛すぎてにやにやが止まらないぞ笑 (cf.「だいじょーぶ?おねぇさん。」)

あとは所々で挟まれる笑いのシーンが絶妙。特におっちゃんのシーンはどれも劇場内大爆笑。

あとは園子が完全に恋する乙女で可愛い!キッド様とかなんだかんだ言ってるけど、結局は真さん一筋なんだよねー。あと前髪下ろした園子が可愛すぎて、周りがみんなはっと息を飲む感じがありました。ギャップ萌え。

しっかりラブコメしてる今作は脚本が「から紅の恋歌」の大倉さんっていうので納得。あとは、監督が初の女性らしく。ほんとはあんまり女性だから男性だからって分けるのは好きじゃないんだけど、今回に関してはなるほど、という感じ。あのキッドのかっこよさや色気にしても、園子の乙女心にしても、女性だからこそ分かる部分が出ていたのでは。

今作は「ゼロの執行人」みたいなスタイリッシュな面白さとは違ったけど、ド派手でそれでいてちゃんと見せ場があって面白かった。

コナンくんの色黒はどうやったんだとか、アーサーくんを普通に受け入れてるおっちゃんとか、タンカーが来るって分かってからの緊迫感が薄いとか、突っ込みどころはいっぱいあるんだけど、それもひっくるめて楽しむのがコナンってことで。

ところで、一瞬だけどジイちゃん映った…?あのシーン以外の時間は何してたんだろ。…観光?笑

あと最後に一言だけ。剛昌先生の原画シーン美しすぎました。以上です!
みさ

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