さだぴ

新聞記者のさだぴのネタバレレビュー・内容・結末

新聞記者(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の悩みが初歩の初歩の初歩すぎてちっぽけすぎて恥ずかしくなった。書くということは普通にできて当たり前なんだよな、そりゃ。推敲を重ねる前の段階。調査報道の前の前の前。はあ、、私も頑張りたいのは山々なんだけれど。
あるべき記者の姿勢。全く媚びない、相手に慄かない、気を遣いすぎない。「なぜ神崎さんは死んだと思いますか。本当の理由を知りたいんです」。通夜から出てきたばかりの関係者に、こんなにド直球な言葉を掛けられるだろうか。同じような場でなくても変に気を遣って、遠回しな言いぶりになって、余計警戒心を湧かせて…ありがちだな。たけど、その場限りのコメントを取ろうとする野次馬より断然いいと思った。話したいと思うかどうか、その時期は遺族や関係者が決めたらいい。ただ、こちら側として強く気持ちを持つためには、自分なりの理由、理屈が必要。その辺りをもっと自分で考えていかんとな。
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