heroshi

新聞記者のheroshiのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.3

きめ細かい演技・セリフに高評価を送りたい。
個人的には田中哲司さんの演技は特に。

政治物(国家機密レベル、企業出世レベル問わず)
に付き物とされる信条が踏み絵のように試され、
人の命や家族さえもその絵に描かれる。

天秤にかける(べきではない?)事が
時にのしかかり、その重圧を受ける。
人には超えられる試練しか与えられない
という事をよく聞くが、
映画ではフェアではないその描写が
上手に描かれているなぁと時々関心する。

映画時代のストーリーは至ってシンプルだが、
2018年の森友加計学園を皮肉ったような構図で
想像を掻き立てられた。

結果は霧の中だが、自分自身がこういった問いを求められていない事が幸か不幸か、、、

ただ1つ明確なのは
この悩みにぶつかる時、近くのパートナーがいるいない、できるできない、察する察しない、その寄りかかれる存在は必要だと強く感じた。

半沢直樹が立ち向かえる立役者、妻の花の存在は偉大である。。
heroshi

heroshi